研修事例

東京創価小学校様

導入教材

BricQモーション・ベーシック

BricQモーション・プライム

SPIKEベーシック

研修使用教材

BricQモーション・プライム

研修担当

レゴエデュケーション認定 マスタートレーナー 児玉 凪(ラーニングシステム)


2023年4月21日(金曜日)、東京都小平市に所在する東京創価小学校の教員35名の参加(校長先生も参加いただきました)の元、レゴ エデュケーション教材導入にあたっての教材研修を実施いたしました。
今回(第1回目)は、はじめてレゴ教材を経験する先生方が大半である、時間が1時間少々と短いということから導入予定の教材の概要説明とハンズオン体験(モデルの組み立て体験)を通して、レゴ教材のコンセプト「自分の手で組み立て、遊びながら楽しむ中で学ぶ」を実感してもらうことを目的に行われました。

まずは、Boxの中にどのような部品が入っているのかを概観してもらうためにトレーナーからお題が出されました。お題は「Boxの中の部品を使って、できるだけ高いタワーを組み立ててください。ただし、使用できる部品は5個まで!制限時間は5分です。」『始めてください」の声とともに先生方は箱の中の部品をいろいろと物色し始めます。最初こそ戸惑いの色が出ていた表情が、いろいろな部品を手にして試行錯誤し始めるころには子どものような明るく楽しげな表情へと変わっていくのがわかりました。周りの方のアイデアを参考にしたり、隣同士相談しながら初めて触るレゴブロックで楽しそうにタワーを組み立てていました。
次のハンズオン体験では、7名程度ずつのグループを作り、それぞれのグループで組み立てるモデルを変えて組み立てをしてもらいました。組み立ててもらったモデルは、BeicQモーションプライム付属の組み立て図から「体操選手」、「スキースロープ」、「キッカー」、「ランドヨット」、「プロペラカー」でした。

組み立ててもらったモデルの一部
BricQモーションプライム 体操選手

体操選手

BricQモーション スキースロープ

スキースロープ

BricQモーション ランドヨット

ランドヨット

BricQモーションプライム キッカー
 
BricQモーションプライム スキースロープ
 
BricQモーションプライム プロペラカー

はじめての組み立て図(それもテクニック系のBricQモーションプライム)との格闘が始まりました。テクニック系の組み立ては一般のレゴブロック(システム系)とは少々異なり組み立て図を見るコツ(軸の長さだったり、軸を通す場所だったり)が必要になります。はじめての組み立てとなると、部品を捜すのにも苦労し、部品点数の多い複雑なモデルを作ることになった先生方はかなり大変な様子でした。ですが、だんだんとモデルが形になってきて動きの仕組みなどがわかってくると「お~、これはすごい」「へ~なるほど~」「すご~い」などの声がそこかしこから聞こえてくるようになりました。割と簡単なモデルで早い方で30~40くらいで完成。複雑なモデル担当の方々では1時間弱かかりやっとモデルが完成。
空気圧でスロープの角度が変わる「スキースロープ」を作っていた先生方は、バルブを切り替えてポンプを動かし、シリンダーに空気を送って角度を変えては口々に「すごい、すごい」と感心しきりでした。また、風に逆らって風上に向かって動く「プロペラカー」担当の先生は後ろから風を送っても動かず「???」顔、ふと前方から風を送って「!!!」となり顔をほころばせて風を送りつづけていました。

BeicQモーションプライム 体操選手

教材の概要説明から始まり、約1時間半の研修でした。最初のうちははじめてレゴに触るということで緊張していらっしゃるような面持ちの先生もいらっしゃいましたが、最後にはみなさん明るい笑顔で「楽しかったです、ありがとうございました」とおっしゃっていただきました。先生方には大変満足していただいたかと存じます。
夏休みに予定している2回目の研修ではもう少し長い時間をとってもっとレゴの楽しさを感じていただき、今度はSPIKEベーシックを使ったプログラミングの楽しさ、自分の組み立てたレゴのブロックが、自分の思い通りに動く感動を感じていただければと存じます。

 

ありがとうございました